海外文学
『13の理由』ジェイ・アッシャー(著)/武富博子(訳) 読書感想
『13の理由』 ジェイ・アッシャー(著) /武富博子(訳) (講談社) 高校生のクレイ・ジェンセンは、ある日、自分宛ての小包を受け取る。 中には、番号のふられたカセットテープが7本。 再生して …
『日の名残り』カズオ・イシグロ(著)/土屋政雄(訳)読書感想(※ネタバレあり)
2017年10月7日 映画と小説気になる作品、著名人海外文学読書感想
『日の名残り』 カズオ・イシグロ(著) /土屋政雄(訳) (ハヤカワepi文庫) 第二次世界大戦後のイギリス。 ダーリントン・ホールで長年執事を務めるスティーブンス(「私」)は、ある問題に直 …
『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ(著)/土屋政雄(訳) 読書感想(※ネタバレあり)
2017年10月6日 映画と小説気になる作品、著名人海外文学読書感想
『わたしを離さないで』 カズオ・イシグロ(著) /土屋政雄(訳) (ハヤカワepi文庫) 1990年代末のイギリス。 31才のキャシー・Hは、介護人をはじめて、11年以上が経つ。 多くの「提供 …
『ガール・オン・ザ・トレイン』(上・下)ポーラ・ホーキンズ(著)/池田真紀子(訳)読書感想
『ガール・オン・ザ・トレイン』(上・下) ポーラ・ホーキンズ(著) /池田真紀子(訳) (講談社文庫) 離婚して友人の部屋に転がり込み、以来ずっと居 …
『まだなにかある』(上・下)パトリック・ネス(著)読書感想
『まだなにかある』(上・下) パトリック・ネス(著) /三辺律子(訳) (辰巳出版) 少年(主人公のセス)は、海で溺れて死ぬ。そして、再び目覚める。 …
『さよならを待つふたりのために』ジョン・グリーン(著) 読書感想
『さよならを待つふたりのために』 ジョン・グリーン(著) (岩波書店) 16歳のヘイゼルは、甲状腺がんが肺に転移していて、常に携帯用の酸素ボンベと共に、過ごさねばならない。 週一 …
『愛について語るときに我々の語ること』レイモンド・カーヴァー(著)/村上春樹(訳)読書感想
『愛について語るときに我々の語ること』 レイモンド・カーヴァー(著) /村上春樹(訳) (中央公論新社) 表題作『愛について語るときに我々の語ること』を含む17作からなる短篇集で …
『書店主フィクリーのものがたり』ガブリエル・ゼヴィン(著)読書感想
2016年本屋大賞・翻訳小説部門1位作品 『書店主フィクリーのものがたり』 ガブリエル・ゼヴィン(著) /小尾芙佐(訳) /早川書房 アリス島に唯一存在する本屋「アイランド・ブックス」の、店主A・J・フィ …
『燃えるスカートの少女』エイミー・ベンダー(著)/菅啓次郎(訳)読書感想
『燃えるスカートの少女』 エイミー・ベンダー(著) /菅啓次郎(訳) (角川文庫) 《孤独で冷たくて優しい毒》 本書を初めて読んだ時、あらゆる意味で裏切られていく感覚の心地よさのようなものを感 …