芥川賞、群像、新潮、すばる、文藝、文學界等の新人賞受賞作の読書感想
読書感想

海外文学

『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』J.D.サリンジャー(著)/金原瑞人(訳)読書感想

『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』 J.D.サリンジャー(著) 金原瑞人(訳)  (新潮モダン・クラシックス)   『キャッチャー・イン・ザ・ライ』で知られるサリンジャー。本書 …

『最初の悪い男』ミランダ・ジュライ(著)/岸本佐知子(訳) 読書感想

『最初の悪い男』 ミランダ・ジュライ(著) 岸本佐知子(訳) (新潮社)   43歳独身女性シェリルの、平穏で妄想がちな生活の中に、20歳の肉感的な女性であるクリーが舞い込んできたことによって巻き起こる、おかし …

『誰でもない』ファン・ジョンウン(著)/斎藤真理子(訳)読書感想

『誰でもない』 ファン・ジョンウン(著) 斎藤真理子(訳) (晶文社)     韓国の作家ファン・ジョンウンさんの、全8篇からなる短篇集です。 著者自ら、そして訳者である斉藤真理子さんも触れられていま …

『野蛮なアリスさん』ファン・ジョンウン(著)/斎藤真理子(訳) 読書感想

『野蛮なアリスさん』 ファン・ジョンウン(著) 斎藤真理子(訳) (河出書房新社)     今回は、韓国の作家、ファン・ジョンウンさんの作品を取り上げてみます。 ネットや文芸誌などで見たことがあり、ど …

『われはロボット』アイザック・アシモフ(著)/小尾芙佐(訳) 読書感想

『われはロボット』 アイザック・アシモフ(著) 小尾芙佐(訳) (早川書房)       本作は、SFの古典的な名作として知られている短篇集です。 ”ロボット工学三原則”なるものが示されてい …

『潟湖(ラグーン)』ジャネット・フレイム(著)/山崎暁子(訳)読書感想

『潟湖(ラグーン)』 ジャネット・フレイム(著) /山崎暁子(訳) (白水社)     『すばる』2018年3月号で、ジャネット・フレイムの短篇(二作品)が掲載されていて、面白かったので読書感想を書い …

『風呂おけ』『解決策』(短篇)ジャネット・フレイム(著)/山崎暁子(訳)読書感想

(短篇) 『風呂おけ』 『解決策』 ジャネット・フレイム(著) /山崎暁子(訳) (『すばる』2018年3月号に掲載)     ジャネット・フレイムという作家を知らなかったのですが、今回『すばる』の3 …

『平気でうそをつく人たち』―虚偽と邪悪の心理学―M・スコット・ペック(著)/森英明(訳) 読書感想

『平気でうそをつく人たち』 ―虚偽と邪悪の心理学― M・スコット・ペック(著) /森英明(訳) (草思社)     本作は、1987年に初版発行され、大ベストセラーとなった作品です。 著者のスコット・ …

『起きようとしない男:その他の短篇』デイヴィッド・ロッジ(著)/高儀進(訳) 読書感想

『起きようとしない男:その他の短篇』 デイヴィッド・ロッジ(著) /高儀進(訳) (白水社)       1935年生まれのイギリスの作家デイヴィッド・ロッジの、全8話からなる短篇集です。 …

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』スコット・フィッツジェラルド(著)読書感想

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 フィッツジェラルド(著)/永山篤一(訳) (角川文庫)    1860年の夏、ロジャー・バトン夫妻に第一子が生まれた。 赤ん坊に会いに病院へ駆けつけたロジャー・バトンが見た …

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