本屋大賞
『熱帯』森見登美彦(著)2019年本屋大賞候補作品 読書感想
2019年本屋大賞ノミネート作品 『熱帯』 森見登美彦(著) (文藝春秋) 本作は、第160回直木賞の候補作にも選ばれました。作品名でもある『熱帯』という題名の、実に不思議な書籍に纏わる、なんとも奇妙で壮大 …
『カラヴァル 深紅色の少女』ステファニー・ガーバー(著)/西本かおる(訳) 読書感想
2018年本屋大賞翻訳小説部門1位 『カラヴァル 深紅色の少女』 ステファニー・ガーバー(著) 西本かおる(訳) (キノブックス) 2018年の本屋大賞翻訳小説部門で第一位に選ば …
『異人たちの館』折原一(著)読書感想
『異人たちの館』 折原一(著) (文春文庫) 本作は1993年に新潮社から単行本として刊行されていて、その後1996年に新潮文庫から、2002年に講談社文庫から、と続き、さらに月日を経て201 …
『かがみの孤城』辻村深月(著)2018年本屋大賞受賞!!!
2018年本屋大賞受賞 『かがみの孤城』 辻村深月(著) (ポプラ社) 2018年の本屋大賞が発表され、大賞は辻村深月さんの『かがみの孤城』が受賞されました。 2位は、柚月裕子さ …
2018年本屋大賞ノミネート作品10作の読書感想まとめ
2018年本屋大賞のノミネート作品10作品の読書感想を、まとめてみました。 すべて個人的に書いた読書感想ですが、ご興味のある方はお読みください。 『AX(アックス)』 伊坂幸太郎( …
『君の膵臓をたべたい』住野よる(著)双葉社 読書感想
(本屋大賞2016年第2位) 『君の膵臓をたべたい』 住野よる(著) 双葉社 主人公の「僕」は、盲腸の手術の抜糸で病院に寄った時、ロビーのソファーに置き忘れられていた一冊の本を見つける。 …
『書店主フィクリーのものがたり』ガブリエル・ゼヴィン(著)読書感想
2016年本屋大賞・翻訳小説部門1位作品 『書店主フィクリーのものがたり』 ガブリエル・ゼヴィン(著) /小尾芙佐(訳) /早川書房 アリス島に唯一存在する本屋「アイランド・ブックス」の、店主A・J・フィ …
2017年度本屋大賞ノミネート作品10作の読書感想まとめ
4月11日発表予定の2017年度本屋大賞の読書感想をまとめてみました。 全て、私が個人的に書いた読書感想ですが、ご興味のある方は、お読みください。 『i』 西加奈子(著) ポプラ社 (→ 読書感想はこちら) …
『夜行』森見登美彦著(2017年本屋大賞ノミネート作品)読書感想
『夜行』 森見登美彦著 (2017年本屋大賞ノミネート作品) (小学館) 「鞍馬の火祭」を見物するために、元英会話スクールの仲間たち――僕(大橋)、武田、中井、藤村、田辺の5人――が、10年ぶりに鞍馬に集結 …
『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和著(2017年度本屋大賞ノミネート作品)読書感想
『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和著 (サンマーク出版) (2017年度本屋大賞ノミネート作品) 喫茶店の名前は「フニクリフニクラ」。 その店の、ある席に座ると、コーヒーが冷めるまでの間だけ、過去の時間 …