芥川賞、群像、新潮、すばる、文藝、文學界等の新人賞受賞作の読書感想
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気になる作品、著名人

『高架線』滝口悠生(著)/講談社 読書感想

『高架線』 滝口悠生(著) (講談社)        西部池袋線の東長崎駅の近くにある、老朽化の甚だしいアパート「かたばみ荘」。 大家の意向で、建物の管理や賃貸契約等に不動産屋が関わることは …

『ナイス・エイジ』鴻池留衣(著)読書感想

『ナイス・エイジ』 鴻池留衣(著) (『新潮』2017年7月号掲載)       アイドルからAV女優に転身し「あきら玲奈」として活動している絵里は、あるオフ会に、ハンドルネーム「アキエ」と …

『日の名残り』カズオ・イシグロ(著)/土屋政雄(訳)読書感想(※ネタバレあり)

『日の名残り』 カズオ・イシグロ(著) /土屋政雄(訳) (ハヤカワepi文庫)      第二次世界大戦後のイギリス。 ダーリントン・ホールで長年執事を務めるスティーブンス(「私」)は、ある問題に直 …

『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ(著)/土屋政雄(訳) 読書感想(※ネタバレあり)

『わたしを離さないで』 カズオ・イシグロ(著) /土屋政雄(訳) (ハヤカワepi文庫)     1990年代末のイギリス。 31才のキャシー・Hは、介護人をはじめて、11年以上が経つ。 多くの「提供 …

『今日の記念』滝口悠生(著)読書感想

『今日の記念』 滝口悠生(著) (『新潮』2017年3月号掲載)       妻(伊知子)と別れて8年。一人暮らしを続ける「私」は、誕生日の一月後、免許証の更新手続きを忘れていたために、免許 …

『塔と重力』上田岳弘(著)/新潮社/ 読書感想

『塔と重力』 上田岳弘(著) (新潮社)       「僕」(田辺)は、17歳のとき、予備校の仲良しグループで出かけた旅行先のホテルで、阪神・淡路大震災に遭遇する。生き埋めになるが、救助され …

『背中の月』岸政彦(著)読書感想

『背中の月』 岸政彦(著) (『ビニール傘』(新潮社)に所収)       第156回芥川賞候補作『ビニール傘』の著者で、社会学者の岸政彦さんの、二作目の短編小説です。 妻を亡くした喪失感を …

『秘密は花になる。』舞城王太郎(著)読書感想

『秘密は花になる。』 舞城王太郎(著) (『新潮』2017年2月号掲載)        11歳(小5)の娘を持つ主人公のえり子(「私」)は、ある日娘にかかってきたイタズラ電話(「大人のパンツ …

『はんぶんのユウジと』壇蜜(著)読書感想

『はんぶんのユウジと』  壇蜜(著) (『文學界』2017年9月号掲載)     親に勧められるまま見合いし、結婚した「私」。 結婚から二ヶ月後に、夫は突然、死んでしまう。 葬儀後、夫の両親の元を訪れ …

『廃屋の眺め』沼田真佑(著) 読書感想

芥川賞受賞第一作 『廃屋の眺め』 沼田真佑(著) (『文學界』 2017年9月号掲載)     『影裏』で、文學界新人賞及び芥川賞を受賞された沼田真佑さんの、受賞後第一作目となる作品です。 短いですが …

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