芥川賞、群像、新潮、すばる、文藝、文學界等の新人賞受賞作の読書感想
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気になる作品、著名人

「穴」小山田浩子著(第150回芥川賞受賞作)読書感想

「穴」(新潮文庫) 小山田浩子著 (第150回芥川賞受賞作)   夫の転勤で、夫の実家の隣の借家に引っ越すことになった主人公(「私」)は、非正規で働いていた仕事を辞めることになった。 引っ越し先で新たに職探しを …

「わたしは妊婦」大森兄弟著(河出書房新社)読書感想

「わたしは妊婦」 大森兄弟著 (河出書房新社)   主人公の「私」は、妊婦である。 同じく妊婦である大学時代の友人(さほど親しくはない)から届く手紙は、いかにも理想的な妊婦然とした幸福感に満ちているが、私自身は …

「まことの人々」大森兄弟著(河出書房新社)読書感想

「まことの人々」 大森兄弟著(河出書房新社) 文藝賞受賞第一作   大学生の主人公(僕)の彼女は、女子大で演劇サークルに入っている。彼女は、芝居で悪役のエドモン軍曹なる人物を演じることになった。 劇の題名は「ま …

「永い言い訳」西川美和著(文藝春秋)読書感想

「永い言い訳」    西川美和著 (文藝春秋)   衣笠幸夫こと作家の津村啓は、ある日突然妻を亡くす。妻(夏子)は友人(大宮ゆき)と出かけていたバスツアーで事故に遭う。バスが転落したのだ。 妻が死んだとき、幸夫 …

「何様」朝井リョウ著(新潮社)読書感想

「何 様」 朝井リョウ著 (新潮社)     この作品は、第148回直木賞を受賞して、映画化もされた『何者』のアナザーストーリーとして書かれたものです。 既に『何者』を読んでいる人には、”ああ、あの登 …

「マイルド生活スーパーライト」丹下健太著(河出書房新社)読書感想

「マイルド生活スーパーライト」 丹下健太著(河出書房新社)     契約社員である主人公の上田は、間もなく契約更新の時期である。上田は、最近彼女(荒井)との間に微妙な温度差を感じていて、どうやらふられ …

「何者」朝井リョウ著(第148回直木賞受賞作)読書感想

    「何者」朝井リョウ著 (第148回直木賞受賞作) (新潮社)   大学の演劇サークルで脚本を書いていた主人公の拓人(俺)は、同じ大学の光太郎とルームシェアしている。 光太郎の元カノで …

「世紀の発見」磯崎憲一郎著(河出書房新社)読書感想

「世紀の発見」   磯崎憲一郎著 (河出書房新社)   2007年に、「肝心の子供」で第44回文藝賞を受賞した磯崎憲一郎氏が、2008年『文藝』冬号に発表した作品です。 主人公の「彼」は、子供時代、いくつかの不 …

「きみは赤ちゃん」川上未映子著(文藝春秋)読書感想

「きみは赤ちゃん」  川上未映子著(文藝春秋)       文學界新人賞及び新潮新人賞の選考委員である川上未映子さんが、自身の出産におよんでの出来事を記した体験記です。 「出産編 できたら、 …

「昨夜のカレー、明日のパン」木皿泉著(河出文庫)読書感想

「昨夜のカレー、明日のパン」 木皿泉著(河出文庫)       木皿泉というのは、和泉努さんと妻鹿年季子さんという夫婦作家(脚本家)です。 二人で一つのペンネームを持つ作家と言えば、『犬はい …

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