このサイトを読んで下さる方のなかには、小説家を目
指している方もいらっしゃると思います。
そういった「作家志望で文章を書く」目線で、選びま
した。
いままで何十冊と(おそらく50冊以上)小説読本を
読んできたなかで、本当に参考となったベスト3をあげ
ます。
◆小説の書き方本
1. |
アウトラインから書く小説再入門 なぜ、自由に書いたら行き詰まるのか?K・Mワイランド(著)フィルムアート社 |
|
小説を書く際に、アウトラインをあらかじめ作っておくか、とりあえずシーンを書きはじめるか、わかれると思います。この本は、その両者にとっても役立つ本です。 一人称にするか、三人称にするかも、難しい問題だと思いますが、この本を読んだらどちらがベストかもわかります。だんとつの一位です。 |
||
K・Mワイランドの他作品ストラクチャーから書く小説再入門 個性は「型」にはめればより生きるフィルムアート社 |
||
2. |
書くことについて (小学館文庫)スティーヴン・キング(著)アーティストハウス(以前は、「小説作法」という題名でした。本書は、その新訳版です) |
|
スティーブンキングは、作家になろうとする人にとって、教科書のようなお手本となる人物ですが、彼が実体験とそのテクニックを半々にわけて教えてくれています。 能動体を使う。なるべく一文は短く(文章は修飾語が少ない方が、強くなる)。動きのある言葉を選ぶなど、少しエンタメよりですが、参考になります。 |
||
3. |
プロになるための文章術―なぜ没なのかノア・リュークマン(著)河出書房新社
|
|
本書は、例文と対策を具体的に挙げ、形容詞、文体、会話と、ひとつひとつ解説してくれます。ご丁寧に演習まで用意してくれています。読めば、見直しがいかに大切かがよくわかります。 受験生でいえば、参考書のようなイメージです。これを元に文章を見つめ直してみてください。 |
||
4. |
その他参考までに | |
これがトドメの新人賞の獲り方おしえます久美沙織(著)徳間書店
久美沙織さんの「新人賞の獲り方おしえます」(徳間書店)シリーズも、読んでおくといいと思います。 |