おばあちゃんと孫の、心温まる、そして少しだけ恐い、奇妙な思い出物語。
幻想と現実の繋ぎ目が分からないのですが、すくなくとも主人公の「わたし」にとっては、すべて現実なのでしょう。
世界でただ一人、トイレの中にまで付いて行きたくなるほどの愛情を覚える存在。そんな人がこの世界にいたという記憶を持つ「わたし」は、やはり幸せな「孫」なんだと思います。