探偵(推理)小説
『異人たちの館』折原一(著)読書感想
『異人たちの館』 折原一(著) (文春文庫) 本作は1993年に新潮社から単行本として刊行されていて、その後1996年に新潮文庫から、2002年に講談社文庫から、と続き、さらに月日を経て201 …
『愚行録』貫井徳郎(著)〔創元推理文庫〕読書感想
『愚行録』 貫井徳郎(著) 〔創元推理文庫〕 閑静な住宅街で起きた、一家惨殺事件。 大手不動産会社勤務の父親と、清楚で美人の母親、可愛い二人の子供。絵にかいたように恵まれた一家は、なぜ事件に巻 …
『屍人荘の殺人』今村昌弘(著)第27回鮎川哲也賞受賞作品 読書感想
2018年本屋大賞ノミネート作品 第27回鮎川哲也賞受賞作品 『屍人荘の殺人』 今村昌弘(著) (東京創元社) 神紅大学経済学部1年生でミステリ愛好会会員である葉村譲は、ミステリ愛好会の会長の …
『ドグラ・マグラ』夢野久作(著)角川文庫 読書感想
『ドグラ・マグラ』(上・下) 夢野久作(著) 角川文庫 記憶を失い、自分のことが一切思い出せない青年(「私」)は、九州帝国大学の精神科病棟で目覚める。 何とか記憶を取り戻そうとする「私」の前に現れた、法医学教授の若 …