北九州市にある、河伯洞(芥川賞作家・火野葦平旧居/若松区)と松本清張記念館(小倉城すぐ脇)、森鴎外旧居(小倉北区)の三つの場所へ妻と再訪しました。
河伯洞がいちばんおすすめ。無料駐車場が目の前にあるし、見学も無料。どうやら生誕50周年のようです。
案内してくださる方も、火野葦平さんの御三男夫婦で、とても親切に案内してくださいました。
外観。
「麦と兵隊」の印税で、葦平の父が建てた立派な邸宅です。
![IMG_0337](https://i0.wp.com/natsumiyo.xyz/wp-content/uploads/2016/05/IMG_0337-1-300x225.jpg?resize=300%2C225)
1F廊下。
![IMG_0306](https://i0.wp.com/natsumiyo.xyz/wp-content/uploads/2016/05/IMG_0306-300x225.jpg?resize=300%2C225)
室内① 昔の写真やポスターが大量にあります。
![IMG_0308](https://i0.wp.com/natsumiyo.xyz/wp-content/uploads/2016/05/IMG_0308-300x225.jpg?resize=300%2C225)
室内② 至る所に、昔の写真やポスターがあります。
![IMG_0316](https://i0.wp.com/natsumiyo.xyz/wp-content/uploads/2016/05/IMG_0316-300x225.jpg?resize=300%2C225)
庭もあります。河童の置物がみえます。
![IMG_0319](https://i0.wp.com/natsumiyo.xyz/wp-content/uploads/2016/05/IMG_0319-300x225.jpg?resize=300%2C225)
至る所で河童たちが踊っています。
![IMG_0322](https://i0.wp.com/natsumiyo.xyz/wp-content/uploads/2016/05/IMG_0322-300x225.jpg?resize=300%2C225)
河童のお面。
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![IMG_0327 (1)](https://i0.wp.com/natsumiyo.xyz/wp-content/uploads/2016/05/IMG_0327-1-300x225.jpg?resize=300%2C225)
2F 本が所狭しと奥の部屋にもありました。
![IMG_0334](https://i0.wp.com/natsumiyo.xyz/wp-content/uploads/2016/05/IMG_0334-1-300x225.jpg?resize=300%2C225)
2F書斎横の展示です。
![IMG_0331](https://i0.wp.com/natsumiyo.xyz/wp-content/uploads/2016/05/IMG_0331-300x225.jpg?resize=300%2C225)
書斎です。集中するため、昼間でも部屋のカーテ
ンを閉め、スタンドの灯りだけで執筆していたそ
うです。
![IMG_0329](https://i0.wp.com/natsumiyo.xyz/wp-content/uploads/2016/05/IMG_0329-1-300x225.jpg?resize=300%2C225)
葦平は、この書斎で服毒自殺し、53歳でその
生涯を閉じました。
机の上の色紙には、「足は地に、心には歌と翼を
ペンには色と肉を」と書かれています。
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次は松本清張記念館に行きました。
(推理サスペンスの印象が強いですが、
清張は或る「小倉日記」伝 (新潮文庫―傑作短編集)
で第28回芥川賞を受賞しています)
館の隣りの勝山記念公園駐車場は、1時間200円、
以後30分ごとに100円です。
![IMG_0341](https://i0.wp.com/natsumiyo.xyz/wp-content/uploads/2016/05/IMG_0341-300x225.jpg?resize=300%2C225)
「セイチョウ」の本名は「きよはる」だそうです。
![IMG_0342](https://i0.wp.com/natsumiyo.xyz/wp-content/uploads/2016/05/IMG_0342-300x225.jpg?resize=300%2C225)
撮影禁止なので、内部の様子は残念ながら紹介
できません。
入り口に、いままで出版された本の表紙が壁の
ようにずらっと並べられているのが圧巻でした。
印象に残ったのは、芥川賞を受賞したときの
懐中時計を見たのと、デビュー作の
「西郷札 (新潮文庫―傑作短編集)の発想が、
分厚い辞書の片隅から着想を得たというところ
でした。
中には書斎や書庫を再現した家があり、
窓ガラス越しに眺めました。そのせいか
なんか火野葦平と比べ、遠い感じがし、胸に
迫って来るものはありませんでした。入館料
500円も少し高いような気がしました。
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最後は森鴎外旧居です。
100円パーキングに停め、歓楽街を歩いて
行きましたが、祝日のため閉まっていました。
![IMG_0359](https://i0.wp.com/natsumiyo.xyz/wp-content/uploads/2016/05/IMG_0359-e1462623940952-225x300.jpg?resize=225%2C300)
地面のプレート案内
![IMG_0353](https://i0.wp.com/natsumiyo.xyz/wp-content/uploads/2016/05/IMG_0353-300x225.jpg?resize=300%2C225)
扉の閉まった森鴎外旧居
・・・ですが、すぐ近くのビルにキング・コング
がいるという情報をネットでみていたので、旧居
を背に斜め右のビルを見ると、いました!奴が!
![IMG_0354](https://i0.wp.com/natsumiyo.xyz/wp-content/uploads/2016/05/IMG_0354-e1462623883427-225x300.jpg?resize=225%2C300)
第二エルザビルというところでした。
妻と「あがってもいいのかな?」と
言いながら近づくと、スナックのよう
な店が多数入っている、雑居ビルだった
ので、安心してあがりました。
![IMG_0356](https://i0.wp.com/natsumiyo.xyz/wp-content/uploads/2016/05/IMG_0356-e1462623917290-225x300.jpg?resize=225%2C300)
五階にいました。何階かわからなかっ
たので、最初四階にあがってしまい
ました。
ちなみに、旧居前の通りはオーガイ
ストリートと言い、有名な鰻屋さん
があり(「田舎庵」)、林修先生
のおすすめだそうです。
ちなみに森鴎外旧居は、小説
鶏 (青空文庫POD(ポケット版))
の舞台になった場所です。
また出なおそうと思います。