受賞作&選評 :毎年群像「1月号」で発表し、掲載
選考対象 :単行本や長編を対象(新鋭作家)
選考委員 :選考委員 : 小川洋子・島田雅彦・保
坂和志・星野智幸・松浦理英子
野間文芸新人賞って聞いたことありますか?
講談社の初代社長、野間清治という方が設立した財団が主催する賞です。
純文学の新人作家に送られる賞で、野間三賞のうちのひとつ。
ちなみに野間三賞とは、
- 野間文芸新人賞(新人作家の作品から選ばれる。主に単行本や長編が候補作)
- 野間文芸賞(中堅以上の作家の小説・評論作品が大賞)
- 野間児童文芸賞(児童向けの文学やノンフィクションが対象)
です。
野間文芸新人賞と野間文芸賞。ややこしいですね。
今年芥川賞をとった本谷有希子さん、滝口悠生さんも受賞していますし、有名どころでは過去に村上龍さん、村上春樹さんも受賞しています。個人的に好きな作家、笙野頼子さんはこれと野間文芸賞も受賞しています。
選考方法は、選考委員の合議によって決められるみたいですが、謎めいていますね。
受賞作の発表と選評は、文芸雑誌「群像」1月号に掲載されます。