芥川賞、群像、新潮、すばる、文藝、文學界等の新人賞受賞作の読書感想

北九州作家

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林芙美子記念室(ちなみに東京新宿と広島尾道にも林芙美子記念館があり、長野角間温泉にも林芙美子文学館があります)

投稿記事リンク:林芙美子記念室のブログ

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所在地:北九州市門司区港町7-1 旧門司三井倶楽部2階

【入館料100円・駐車場なし】

~門司港駅を出てまっすぐ歩くと最初に見えるレトロな建物です~

林芙美子:「放浪記」で一躍、流行作家になる(森光子さんがでんぐりがえりをした舞台の原作)

北九州市門司区小森江の生まれ(下関説あり)。




【ほんとうに簡単な略歴】

林芙美子の「放浪記」を出版するまでの経緯を、短くまとめました。

①父が芸者を家に連れ込み、堪えかねた母が20歳年下の店員沢井喜三郎と家をでる(質物を扱う店をやっていた)。

②長崎・佐世保・下関の小学校を転々とする。

③養父沢井の店が倒産(古着商)。

④尾道に落ち着くまで、九州各地を行商する。

⑤尾道の高等女学校を卒業(優秀だった)して、明治大学に通う初恋の相手を頼りに上京

⑥関東大震災で罹災。帰郷して再度上京し、女工や事務員、女給などの職を転々とする。

(このとき書いた日記が『放浪記』の原型となる)

⑦卒業した恋人と婚約解消

⑧詩人仲間と知り合い、同棲したり別れたりを繰り返す。

詩を売り歩く。画学生と知り合い、内縁の結婚をして落ち着く。

⑩詩が女人芸術誌に採用されて、その後連載した自伝的小説「放浪記」が大ベストセラーになる。

 

■林芙美子関連本(小説家を志す人は、せめて「放浪記」くらいは読んでおくべき。知らないと恥ずかしいくらいのレベルです。)

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▼有名な詩▼

「花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき」

(自筆詩稿には「生きている幸福は あなたも知っている。私もよく知っている。花のいのちはみじかくて、苦しきことのみ多かれど 風も吹くなり 雲も光るなり」と、もう少し長いバージョンもあります。)

 

この短詩をもじった「放浪記」という喫茶店が、すぐ横にあります。

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看板をみてください。

「花のいのちは生うに丼 林ライスも多かりき」とあります。

門司港は林芙美子だけに、名物の焼きカレー以外にライスも少しだけ流行っています。

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門司港の栄町銀天街の路地裏に「放浪記」の姉妹店があります。

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入り口は竹竿で文字が一部隠れていますが、ここにもあの有名な詩が飾られています。店主が林芙美子のファンらしいです。

放浪記 (新潮文庫)風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)貧乏こんちくしょう 林芙美子作品集 (廣済堂ルリエ文庫)

ちなみに北九州市は、2014年に林芙美子文学賞を創設しました。

30~50枚くらいの短篇を募集しているので、一度チェックしてみては。

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