芥川賞、群像、新潮、すばる、文藝、文學界等の新人賞受賞作の読書感想
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文学賞について

『i(アイ)』西加奈子著(2017年度本屋大賞ノミネート作品)読書感想

『i(アイ)』 西加奈子著 (ポプラ社) (2017年度本屋大賞ノミネート作品) 「この世界にアイは存在しません。」 高校に入学して初めての授業で、数学教師が言い放った一言に、アイは衝撃を受ける。 ただの虚数の話だったの …

『みかづき』森絵都著(2017年本屋大賞ノミネート作品)読書感想

『みかづき』  森絵都著 (集英社) (2017年本屋大賞ノミネート作品)  昭和36年。千葉県習志野市の小学校で用務員の仕事をしていた大島吾郎は、「勉強がわからない」という子供たちに頼まれて教えるようになり、いつしかそ …

『桜風堂ものがたり』村山早紀著(2017年本屋大賞ノミネート作品)読書感想

『桜風堂ものがたり』 村山早紀著 (PHP研究所) (2017年本屋大賞ノミネート作品) 老舗の百貨店の中にある銀河堂書店に勤務している月原一整は、文庫を担当している。 一整は、幼いころに家族を失った生い立ちから、人間嫌 …

「暗幕のゲルニカ」原田マハ著(2017年本屋大賞ノミネート作品)読書感想

「暗幕のゲルニカ」 原田マハ著 (2017年本屋大賞ノミネート作品)     1937年に開催されたパリ万博に出品された、パブロ・ピカソの「ゲルニカ」を巡るサスペンス物語。 MoMAでアジア人初のキュ …

『春の庭』柴崎友香(著)(第151回芥川賞受賞作)読書感想

『春の庭』 柴崎友香(著) (第151回芥川賞受賞作)    築31年で、近々取り壊しが決まったアパート(「ビューパレス サエキⅢ」)に、太郎が引っ越してきたのは、三年前だった。 住人たちの多くが既に出て行って …

『罪の声』塩田武士著(2017年本屋大賞候補作品)読書感想

『罪の声』 塩田武士著(講談社) ◇2017年本屋大賞ノミネート作品◇   日本の犯罪史上に残る未解決事件「グリコ・森永事件」をモデルに描かれたフィクションです。 「グリコ」は「ギンガ」、「森永」は「萬堂」、「 …

「ツバキ文具店」小川糸著(2017年本屋大賞ノミネート作品)読書感想

「ツバキ文具店」 小川糸著 (幻冬舎) (2017年本屋大賞ノミネート作品)   鎌倉で代書屋を兼ねた文具店を営む先代の跡を継ぎ、「ツバキ文具店」の店主になった、ポッポこと雨宮鳩子。 雨宮家は、江戸時代から続く …

「穴」小山田浩子著(第150回芥川賞受賞作)読書感想

「穴」(新潮文庫) 小山田浩子著 (第150回芥川賞受賞作)   夫の転勤で、夫の実家の隣の借家に引っ越すことになった主人公(「私」)は、非正規で働いていた仕事を辞めることになった。 引っ越し先で新たに職探しを …

「アサッテの人」諏訪哲史(著)(第50回群像新人文学賞・第137回芥川賞 受賞作)読書感想

「アサッテの人」 諏訪哲史(著) (第50回群像新人文学賞/  第137回芥川賞 受賞作)     群像新人文学賞と芥川賞という大きな賞をデビュー作で同時受賞するというのは、村上龍以来の快挙で、普通の …

「苦役列車」西村賢太著(第144回芥川賞受賞作)読書感想

「苦役列車」 西村賢太著 (第144回芥川賞受賞作)     芥川賞受賞の挨拶で、「そろそろ風俗に行こうと思っていた」などと言ってその個性を披露してみせた西村賢太ですが、その様子が本作品の主人公にも重 …

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