芥川賞、群像、新潮、すばる、文藝、文學界等の新人賞受賞作の読書感想
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芥川賞

第158回芥川賞受賞作品 2作の読書感まとめ

  1月16日に、第158回芥川賞・直木賞の発表があり、受賞は下記の通りでした。 芥川賞 石井遊佳『百年泥』 若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』 直木賞 門井慶喜『銀河鉄道の父』     …

『おらおらでひとりいぐも』若竹千佐子(著)第54回文藝賞受賞作品 読書感想

『おらおらでひとりいぐも』 若竹千佐子(著) (『文藝』2017年冬号に掲載)         夫に先立たれ、息子や娘たちとも離れて暮らす70代女性(桃子さん)の、自問自答。 若き …

『タイムスリップ・コンビナート』笙野頼子(著)読書感想

『タイムスリップ・コンビナート』 笙野頼子(著) (『笙野頼子三冠小説集』に収録)       マグロと恋愛をする夢を見て悩んでいた主人公の「私」(沢野)の元に、当のマグロともスパージェッタ …

『自動起床装置』辺見庸(著)第105回芥川賞受賞作品 読書感想

『自動起床装置』 辺見庸(著) (文藝春秋)       ぼくは、通信社の「宿直センター」で仮眠をとっている人たちを起こす「起こし屋」のアルバイトをしている。 バイト仲間の小野寺聡は、法学部 …

『ひとり日和』青山七恵(著)第136回芥川賞受賞作品 読書感想

第136回芥川賞受賞作品 『ひとり日和』 青山七恵(著) (河出書房新社)     5歳の時に両親が離婚してから母親と二人暮らしをしていた知寿(「わたし」)は、20歳の春、東京で暮らすことにする。 高 …

第157回芥川龍之介賞 受賞作品及び候補作品の読書感想をまとめてみました。

          8月19日に第157回芥川龍之介賞が発表され、沼田真佑さんの『影裏』が、受賞されました。 今回は、受賞作品及び候補作品を改めて振り返ってみます。 以下 …

『ブエノスアイレス午前零時』藤沢周(著)第119回芥川賞受賞作品 読書感想

第119回芥川賞受賞作品 『ブエノスアイレス午前零時』 藤沢周(著) (河出書房新社)     東京で広告代理店に勤めていたカザマは、仕事を辞め、故郷である雪国の町に戻り、温泉旅館(「みのやホテル」) …

『きことわ』朝吹真理子(著)第144回芥川賞受賞作品 読書感想

第144回芥川賞受賞作品 『きことわ』 朝吹真理子(著) (新潮社)   幼いころ、葉山の高台にある別荘で過ごした貴子と永遠子。 別荘は貴子の母親(春子)と叔父の和雄(春子の弟)のもので、永遠子の母親(淑子)が …

『グランド・フィナーレ』阿部和重(著)第132回芥川賞受賞作品 読書感想

第132回芥川賞受賞作品 『グランド・フィナーレ』 阿部和重(著) (講談社)     主人公の男(「わたし」)は、東京で教育映画を作成する仕事に就いていたが、娘の裸の写真を撮ったことが原因で妻と口論 …

『異類婚姻譚』本谷有希子(著)第154回芥川賞受賞作品 読書感想

第154回芥川賞受賞作品 『異類婚姻譚』 本谷有希子(著) (講談社)     結婚して4年。専業主婦である「私」(サンちゃん)は、ある日、自分の顔が夫の顔とそっくりなことに気付く。 同じマンションの …

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