芥川賞、群像、新潮、すばる、文藝、文學界等の新人賞受賞作の読書感想
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「無限のしもべ」木下古栗(著)(第49回群像新人文学賞受賞作)読書感想

「無限のしもべ」  木下古栗(著) (第49回群像新人文学賞受賞作) (群像2006年6月号掲載)   主人公「稔」は、脳裏に強烈な紫の光を感じて目覚める。 早く目覚めすぎ、せっかくの休日なのに、と思いながらも …

「犬身」松浦理英子(著)(朝日新聞社)読書感想

「犬身」  松浦理英子(著) (朝日新聞社)     犬が好き、というより、犬そのものになりたい。という願望を持ちながら生きてきた主人公「房恵」。 彼女は「犬の眼」というローカル雑誌を大学時代からの友 …

「だだだな町、ぐぐぐなおれ」広小路尚祈著(第50回群像新人文学賞 小説優秀作)読書感想

「だだだな町、ぐぐぐなおれ」  広小路尚祈著 (第50回群像新人文学賞 小説優秀作) (『群像』2007年6月号掲載)   退屈な田舎町(『だだだ』な感じ)に生まれ育ち、そのあまりにも平和で豊かで中途半端に恵ま …

「アサッテの人」諏訪哲史(著)(第50回群像新人文学賞・第137回芥川賞 受賞作)読書感想

「アサッテの人」 諏訪哲史(著) (第50回群像新人文学賞/  第137回芥川賞 受賞作)     群像新人文学賞と芥川賞という大きな賞をデビュー作で同時受賞するというのは、村上龍以来の快挙で、普通の …

「リップヴァンウィンクルの花嫁」岩井俊二著(文藝春秋)読書感想

「リップヴァンウィンクルの花嫁」 岩井俊二著 (文藝春秋)   これまで、純文学系の作家による作品や文学新人賞の受賞作品を主に読んできましたが、少し気分転換も込めて、映画監督の書かれた作品である本作品に、注目し …

「苦役列車」西村賢太著(第144回芥川賞受賞作)読書感想

「苦役列車」 西村賢太著 (第144回芥川賞受賞作)     芥川賞受賞の挨拶で、「そろそろ風俗に行こうと思っていた」などと言ってその個性を披露してみせた西村賢太ですが、その様子が本作品の主人公にも重 …

「猿の手」W・W・ジェイコムズ著 読書感想

「猿の手」W・W・ジェイコブズ著 (原題「The Monkey’s Paw」) この作品は、古いおとぎ話をモチーフにした非常に短い短編で、1902年に発表されました。1000年以上も時が経っていますが、ホラー …

「つぎの著者につづく」円城塔著(文藝春秋)読書感想

「つぎの著者につづく」  円城塔著 (「オブ・ザ・ベースボール」  〔文藝春秋〕に収録)     2007年。「オブ・ザ・ベースボール」(→読書感想はこちら)で文學界新人賞をとった年の11月に、『文學 …

「オブ・ザ・ベースボール」円城塔(著)(第104回文學界新人賞受賞作)読書感想

  「オブ・ザ・ベースボール」   円城塔(著)  (文藝春秋)   (第104回文學界新人賞受賞作)     現在は自らが選考委員もしている文學界新人賞を受賞したこの作品が、円城塔さんのデ …

「蹴りたい背中」綿矢りさ著(第130回芥川賞受賞作)読書感想

「蹴りたい背中」 綿矢りさ著 (第130回芥川賞受賞作)     当時19歳。史上最年少で芥川賞を受賞(金原ひとみ「蛇にピアス」と共にダブル受賞)して、かなり話題になりました。「インストール」( →読 …

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