芥川賞、群像、新潮、すばる、文藝、文學界等の新人賞受賞作の読書感想
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第39回野間文芸新人賞 読書感想

11月10日に第39回野間文芸新人賞が発表され、今村夏子さんの 『星の子』と、高橋弘希さんの『日曜日の人々(サンデー・ピープル)』がダブル受賞されました。 二つの作品を、今回はまとめてみました。   今村夏子( …

『百年泥』石井遊佳(著)第49回新潮新人賞受賞作品 読書感想

第49回新潮新人賞受賞作品 『百年泥』 石井遊佳(著) (『新潮』2017年11月号に掲載)     離婚後に付き合った男のせいで多重債務者になってしまった「私」は、元夫に借金を申し込んだところ、仕事 …

『蛇沼』佐藤厚志(著)第49回新潮新人賞受賞作品 読書感想

第49回新潮新人賞受賞作品 『蛇沼』 佐藤厚志(著) (『新潮』2017年11月号に掲載)     東北の農村地帯で生まれ育った恭二は、幼いこから兄や父親との関係が悪く、高校を卒業後は実家の農業を継が …

『ひとり日和』青山七恵(著)第136回芥川賞受賞作品 読書感想

第136回芥川賞受賞作品 『ひとり日和』 青山七恵(著) (河出書房新社)     5歳の時に両親が離婚してから母親と二人暮らしをしていた知寿(「わたし」)は、20歳の春、東京で暮らすことにする。 高 …

『佐渡の三人』長嶋有(著)/講談社/読書感想

『佐渡の三人』 長嶋有(著) (講談社)     おばちゃん(祖父の弟の奥さん)が亡くなり、その納骨のために佐渡まで行くことになったのは、引きこもりの弟と、父、そして物書きの「私」。 ユニクロの袋に入 …

『未闘病記—―膠原病、「混合性結合組織病」の』笙野頼子(著)/第67回野間文芸賞受賞作品 読書感想

第67回野間文芸賞受賞作品 『未闘病記—―膠原病、「混合性結合組織病」の』 笙野頼子(著) (講談社)   1981年に『極楽』で第24回群像新人文学賞を受賞してデビューされた笙野頼子さんは、その後、『二百回忌 …

『蜜蜂とバッタ』高樹のぶ子(著)読書感想

『蜜蜂とバッタ』 高樹のぶ子(著) (『文學界』2017年10月号に掲載)       三十年前、不倫の関係にあった男(Yさん)と、ベネチアのリド島を旅した「私」。 リド島は、トーマス・マン …

『木になった亜沙』今村夏子(著)読書感想

『木になった亜沙』 今村夏子(著) (『文學界』2017年10月号に掲載)       子供のころから、自分の差し出すものは他人に食べてもらえない、という悲しい現実を背負って生きてきた亜沙。 …

『死者たち』畠山丑雄(著)読書感想

『死者たち』 畠山丑雄(著) (『文藝』2017年秋号に掲載)       『地の底の記憶』で、第52回文藝賞を受賞した畠山丑雄さんの小説。 文藝賞受賞後第一作目となる作品だそうです。 岡本 …

『世界が終わる前に』他短篇 はあちゅう(著)読書感想

『世界が終わる前に』 『サンディエゴの38度線』 『六本木のネバーランド』 はあちゅう(著) (『群像』2017年2月号に掲載)     人気ブロガーである、はあちゅうさんが、雑誌『群像』に発表した三 …

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