読書感想
『おまじない』西加奈子(著)/筑摩書房/ 読書感想
2018年4月16日 気になる作品、著名人読書感想
『おまじない』 西加奈子(著) (筑摩書房) 直木賞作家の西加奈子さんが短篇集を出されたというので、読んでみました。二年ぶりの新作だそうです。 西加奈子さんの短篇集といえば、足が …
『パトロネ』藤野可織(著)読書感想
2018年4月13日 読書感想
『パトロネ』 藤野可織(著) (集英社) 自分と同じ大学に入学した妹と、同居することになった「私」。それまで独り暮らしをしていた「私」のワンルームのマンションに、妹が引っ越してき …
『タンゴ・イン・ザ・ダーク』サクラ・ヒロ(著)第33回太宰治賞受賞作品 読書感想
第33回太宰治賞受賞作品 『タンゴ・イン・ザ・ダーク』 サクラ・ヒロ(著) (筑摩書房) N市役所のこども課で働く僕は、激務に追われる毎日だった。 結婚して3年になる妻のKと、古い平屋を借りて …
『かがみの孤城』辻村深月(著)2018年本屋大賞受賞!!!
2018年本屋大賞受賞 『かがみの孤城』 辻村深月(著) (ポプラ社) 2018年の本屋大賞が発表され、大賞は辻村深月さんの『かがみの孤城』が受賞されました。 2位は、柚月裕子さ …
『紙の月』角田光代(著)読書感想
2018年4月10日 映画と小説気になる作品、著名人読書感想
『紙の月』 角田光代(著) (ハルキ文庫) 銀行の支店で契約社員として働く梅澤梨花は、真面目で顧客からの信頼も厚かった。 だが、顧客の孫である大学生の光太と出会ったころから、梨花 …
『夢を与える』綿矢りさ(著)読書感想
2018年4月7日 気になる作品、著名人読書感想
『夢を与える』 綿矢りさ(著) (河出文庫) 生まれた時から特別に可愛らしい赤ん坊だった夕子は、危機的な関係にあった両親の仲を修復させ、愛情を一身に受けて育った。 やがて幼少時か …
『去年の冬、きみと別れ』中村文則(著)読書感想
『去年の冬、きみと別れ』 中村文則(著) (幻冬舎) 本作は、幻冬舎創立二十周年記念として、特別に書き下ろされた作品で、初版が発行されたのは2013年の9月です。 …
『潟湖(ラグーン)』ジャネット・フレイム(著)/山崎暁子(訳)読書感想
『潟湖(ラグーン)』 ジャネット・フレイム(著) /山崎暁子(訳) (白水社) 『すばる』2018年3月号で、ジャネット・フレイムの短篇(二作品)が掲載されていて、面白かったので読書感想を書い …
『観なかった映画』長嶋有(著)読書感想
2018年4月3日 映画と小説気になる作品、著名人読書感想
『観なかった映画』 長嶋有(著) (文藝春秋) 私が個人的に大好きな長嶋有さんが、映画通や映画評論家とは違った視点から映画を鑑賞して、したためた映画評やエッセイなどをまとめたもの …
『月に吠える』中村航(著)読書感想
2018年3月30日 読書感想
『月に吠える』 中村航(著) (『ぐるぐるまわるすべり台』/文藝春秋/に所収) 野間文芸新人賞を受賞した、『ぐるぐるまわるすべり台』を単行本化する際、書き下ろされた作品であるよう …