芥川賞、群像、新潮、すばる、文藝、文學界等の新人賞受賞作の読書感想
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読書感想

『死んでいない者』滝口悠生(著)第154回芥川賞受賞作品 読書感想

第154回芥川賞受賞作品 『死んでいない者』  滝口悠生(著) (文藝春秋)     一人の老いた男が死に、その子や孫や曾孫ら一族が集結した、葬儀の一夜の物語。 この作品は、三人称多元で書かれています …

『本を守ろうとする猫の話』夏川草介(著)/小学館 読書感想

『本を守ろうとする猫の話』 夏川草介(著) (小学館)       幼いころに両親が離婚し、さらに母親もなくした主人公(夏木林太郎)は、古書店を営む祖父に引き取られ、以降祖父と二人暮らしだっ …

『しろいろの街の、その骨の体温の』村田沙耶香(著)/朝日新聞出版 読書感想(※ネタバレあり)

第26回三島由紀夫賞受賞作品 『しろいろの街の、その骨の体温の』  村田沙耶香(著) (朝日新聞出版)     (※以下、ネタバレがありますので、ご注意してお読みください) 小学4年生の少女(結佳)に …

『泣かない女はいない』長嶋有(著)/河出文庫 読書感想

『泣かない女はいない』  長嶋有(著)  河出文庫        大宮市郊外の「大下物流」に、9月から中途採用で勤めはじめた睦美。 K電機(電機メーカー)の下請けの物流会社である「大下物流」 …

『書店主フィクリーのものがたり』ガブリエル・ゼヴィン(著)読書感想

2016年本屋大賞・翻訳小説部門1位作品 『書店主フィクリーのものがたり』 ガブリエル・ゼヴィン(著) /小尾芙佐(訳) /早川書房    アリス島に唯一存在する本屋「アイランド・ブックス」の、店主A・J・フィ …

『ジャージの三人』長嶋有(著)読書感想

『ジャージの三人』  長嶋有(著) (『ジャージの二人』/集英社 に収録)       この作品は、2003年に雑誌「すばる」の11月号に掲載されたもので、同じく3月号に掲載された『ジャージ …

『ジャージの二人』長嶋有(著)/集英社 読書感想

『ジャージの二人』 長嶋有(著) (集英社)       2001年に『サイドカーに犬』で第92回文學界新人賞を受賞し、同年に『猛スピードで母は』で第126回芥川賞を受賞した長嶋有さんは、ブルボン小林 …

『燃えるスカートの少女』エイミー・ベンダー(著)/菅啓次郎(訳)読書感想

『燃えるスカートの少女』 エイミー・ベンダー(著) /菅啓次郎(訳) (角川文庫)     《孤独で冷たくて優しい毒》 本書を初めて読んだ時、あらゆる意味で裏切られていく感覚の心地よさのようなものを感 …

『ドグラ・マグラ』夢野久作(著)角川文庫 読書感想

        『ドグラ・マグラ』(上・下)  夢野久作(著)  角川文庫  記憶を失い、自分のことが一切思い出せない青年(「私」)は、九州帝国大学の精神科病棟で目覚める。 何とか …

『独りごとのように』スザンナ・タマーロ(著)/泉典子(訳)読書感想

『独りごとのように』 スザンナ・タマーロ(著) 草思社     短編一話と、四話の中篇からなる作品です。 【また月曜日】 「私」が綴った、ある月曜日から翌月曜日までの日記。 「私」と夫ジェフ、そして娘 …

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