芥川賞、群像、新潮、すばる、文藝、文學界等の新人賞受賞作の読書感想
読書感想

海外文学

『発熱』ル・クレジオ(著)/高山鉄男(訳) 読書感想

『発熱』 ル・クレジオ(著) 高山鉄男(訳)  (新潮社) 表題作を含む、全十篇からなる短篇集です。今回は、表題作『発熱』を読んでみました。 旅行代理店に勤めるロクという男の狂気が描かれています。一人称ではなく三人称。 …

『掃除婦のための手引き書』ルシア・ベルリン(著)/岸本佐知子(訳) 読書感想

『掃除婦のための手引き書』  ルシア・ベルリン(著)  岸本佐知子(訳)  (講談社)   短篇の作品集です。言葉のチョイスやテンポが面白く、才気を感じました。 実人生を投影した作品が多いようで、表題作である『 …

『なにかが首のまわりに』チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ(著)/くぼたのぞみ(訳) 読書感想

『なにかが首のまわりに』 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ(著) くぼたのぞみ(訳)  (河出文庫) 1977年にナイジェリア南部のエヌグに生まれたイボ民族出身の女性作家、アディーチェの短篇集です。 アフリカで生まれ育 …

『異星の客』ロバート・A・ハインライン(著)/井上一夫(訳) 読書感想

『異星の客』 ロバート・A・ハインライン(著) 井上一夫(訳) (創元SF文庫) 言わずと知れたSFの大家ハインラインの、ヒューゴー賞を受賞した長篇。 地球人の両親の間に生まれて火星人に育てられた青年が、全滅した火星探検 …

『クネレルのサマーキャンプ』エトガル・ケレット(著)/母袋夏生(訳) 読書感想

『クネレルのサマーキャンプ』 エトガル・ケレット(著)  母袋夏生(訳)  (河出書房新社) 表題作『クネレルのサマーキャンプ』他、全31編からなる作品集です。 中編である表題作以外は、かなり短い作品ばかりですが、不思議 …

『ふたりの証拠』アゴタ・クリストフ(著)/堀茂樹(訳) 読書感想

『ふたりの証拠』 アゴタ・クリストフ(著) 堀茂樹(訳) (早川書房) 本作は、悲惨な戦時下の世界を変わり者の祖母の元で逞しく生き抜く双子を描いた『悪童日記』の続編です。 主人公の少年たちが突然別れていく『悪童日記』の衝 …

『悪童日記』アゴタ・クリストフ(著)/堀茂樹(訳) 読書感想

『悪童日記』 アゴタ・クリストフ(著) 堀茂樹(訳)  (早川書房) 第二次世界大戦下のオーストラリアとの国境線に近いハンガリーの田舎町(だと推定される)に、双子の男の子たちが母親に連れられてやってくるところから物語はは …

『まっ白な嘘』フレドリック・ブラウン(著)/中村保男(訳)読書感想

フレドリック・ブラウン短編集1 『まっ白な嘘』 フレドリック・ブラウン(著) 中村保男(訳) (創元推理文庫) 短編集というより、ショート・ショート集、と言った方がいいのかなと思います。短いストーリーの中に、かなり意表を …

『両方になる』アリ・スミス(著)/木原善彦(訳) 読書感想

『両方になる』 アリ・スミス(著) 木原善彦(訳) (新潮社) 実在したイタリアの画家、フランチェスコ・デル、コッサ(15世紀ごろ)と、現代に生きる母親を亡くしたばかりの少女ジョージアの世界が、時空を飛び越えて交わるとい …

『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』J.D.サリンジャー(著)/金原瑞人(訳)読書感想

『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』 J.D.サリンジャー(著) 金原瑞人(訳)  (新潮モダン・クラシックス)   『キャッチャー・イン・ザ・ライ』で知られるサリンジャー。本書 …

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