芥川賞、群像、新潮、すばる、文藝、文學界等の新人賞受賞作の読書感想
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気になる作品、著名人

『観なかった映画』長嶋有(著)読書感想

『観なかった映画』 長嶋有(著) (文藝春秋)       私が個人的に大好きな長嶋有さんが、映画通や映画評論家とは違った視点から映画を鑑賞して、したためた映画評やエッセイなどをまとめたもの …

『静かに、ねぇ、静かに』本谷有希子(著)読書感想

『静かに、ねぇ、静かに』 本谷有希子(著) (『群像』2018年3月号に掲載)       『本当の旅』『奥さん、犬は大丈夫だよね?』『でぶのハッピーバスデー』という三つの短篇からなる作品で …

『なにもしてない』笙野頼子(著)第13回野間文芸新人賞受賞作品 読書感想

第13回野間文芸新人賞受賞作品 『なにもしてない』 笙野頼子(著) (『笙野頼子三冠小説集』河出文庫に収録)       接触性湿疹、と診断された手の病気(手首から先がゾンビのようになってし …

『夭折の女子の顔』沼田真佑(著)読書感想

『夭折の女子の顔』 沼田真佑(著) (『すばる』2018年1月号に掲載)       特にいじめられているというわけではないのだが、学校生活に嫌気がさし登校拒否となった中学生の少女、里紗(「 …

『夏休み』中村航(著) 読書感想

『夏休み』 中村航(著) (集英社)       主人公の「僕」(マモル)は、妻であるユキと、義理の母親である”ママ”の三人で、都民住宅に暮らしだした。 いつもおいしいお茶を淹れてくれるマイ …

『マウス』村田沙耶香(著)講談社 読書感想

『マウス』 村田沙耶香(著) (講談社)       真面目で大人しく、目立たない性格の少女(小学5年生)、田中律。 律は、クラスの女子の中でも、自分のランクが低く、商品価値がないと思ってい …

『バベルの褒賞』砂川文次(著)読書感想

『バベルの褒賞』 砂川文次(著) (『文學界』2017年11月号に掲載)        区役所の行政文書課で働くKは、いつも利用している駅の名前が「乙駅」から「甲駅」に変わっていることに気が …

『佐渡の三人』長嶋有(著)/講談社/読書感想

『佐渡の三人』 長嶋有(著) (講談社)     おばちゃん(祖父の弟の奥さん)が亡くなり、その納骨のために佐渡まで行くことになったのは、引きこもりの弟と、父、そして物書きの「私」。 ユニクロの袋に入 …

『未闘病記—―膠原病、「混合性結合組織病」の』笙野頼子(著)/第67回野間文芸賞受賞作品 読書感想

第67回野間文芸賞受賞作品 『未闘病記—―膠原病、「混合性結合組織病」の』 笙野頼子(著) (講談社)       1981年に『極楽』で第24回群像新人文学賞を受賞してデビューされた笙野頼 …

『日曜日の人々(サンデー・ピープル)』高橋弘希(著)読書感想

『日曜日の人々(サンデー・ピープル)』 高橋弘希(著) (講談社)   大学生の「僕」は、死んだはずの従姉(奈々)から、配達物を受け取る。 それは、奈々が生前に配達日を指定して発送した荷物らしく、開けてみると、 …

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