芥川賞、群像、新潮、すばる、文藝、文學界等の新人賞受賞作の読書感想
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文藝賞

「おしかくさま」谷川直子(著)(第49回文藝賞受賞作)読書感想

「おしかくさま」 谷川直子(著) (第49回文藝賞受賞作) (河出書房新社)   49歳のミナミは、離婚後ウツ病になり、10年近く引きこもり生活をしているが、母親からの依頼で父親(元教師、76歳)の浮気調査をす …

「ボーダー&レス」藤代泉(著)(第46回文藝賞受賞作)読書感想

「ボーダー&レス」 藤代泉(著) (第46回文藝賞受賞作) (河出書房新社)   あまり物事に熱中したり、拘泥したりすることのない主人公「僕」。 そんな僕が、大学を卒業して就職した会社で、同期入社のソンウ(趙成 …

「犬はいつも足元にいて」大森兄弟(著)(第46回文藝賞受賞作)読書感想

「犬はいつも足元にいて」 大森兄弟(著) (第46回文藝賞受賞作) (河出書房新社)   犬が「僕」の家に来たのは、小学校四年生の時。酔っぱらって真夜中に帰宅した父が持ち帰った子犬だった。 翌日から、犬は僕が世 …

「おひるのたびにさようなら」安戸悠太(著)(第45回文藝賞受賞作)読書感想

「おひるのたびにさようなら」 安戸悠太(著) (第45回文藝賞受賞作) (河出書房新社)   会社員の「真司」は、昼休みに耳鼻咽喉科の病院に出かけて行き、待合室で昼ドラを観ては、会社の屋上で先輩社員(女)二人に …

「けちゃっぷ」喜多ふあり(著)(第45回文藝賞受賞作)読書感想

「けちゃっぷ」 喜多ふあり(著) (第45回文藝賞受賞作) (河出書房新社)   日常で他人と会話することのない主人公(「私」=女)は、親の仕送りでマンションに独り暮らし。外に出かけることはほどんどなくて、心の …

「青色讃歌」丹下健太(著)(第44回文藝賞受賞作)読書感想

「青色讃歌」 丹下健太(著) (第44回文藝賞受賞作) (河出書房新社)     二十代後半の主人公(高橋)は、大学を卒業後、五年間フリーター生活である。 恋人(めぐみ)と同棲中である彼は、バイトをし …

「肝心の子供」磯崎憲一郎(著)(第44回文藝賞受賞作)読書感想

「肝心の子供」 磯崎憲一郎(著)   (第44回文藝賞受賞作) (河出書房新書)   ブッダ(シッダールタ)と、その息子のラーフラ、そして孫のテッィサ・メッテイヤの三代に及ぶ物語。 ブッダがまだシッダ …

「ヘンリエッタ」中山咲(著)(第43回文藝賞受賞作)読書感想

「ヘンリエッタ」 中山咲(著) (第43回文藝賞受賞作) (河出書房新書)   「ヘンリエッタ」という名前を持つその家は、いつも水のような空気が満ちている。「ヘンリエッタ」というのは、家主のあきえさんのおばあさ …

「公園」萩世いをら(著)(第43回文藝賞受賞作)読書感想

「公園」  萩世いをら(著) (43回文藝賞受賞作) (河出書房新社)     物語りは、公園からはじまる。 よく分からないが、大勢のヤンキーらしき団体に、ひたすら殴られ続けている二人の男がいて、また …

「インストール」綿矢りさ著(第38回文藝賞受賞作)読書感想

「インストール」綿矢りさ著 (第38回文藝賞受賞作)     現在では文学界新人賞の選考委員を担われるようになった綿矢りささんの、デビュー作であり、ベストセラーになった作品です。  自称変わり者。けれ …

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