芥川賞、群像、新潮、すばる、文藝、文學界等の新人賞受賞作の読書感想
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文藝賞

「青が破れる」町屋良平著(第53回文藝賞受賞作)読書感想

「青が破れる」   町屋良平著 (第53回文藝賞受賞作)   「あいつ、ながくないらしいんよ」 ボクサー志望の秋吉(おれ)は、ハルオ(友達)の彼女(とう子)の見舞いに行った帰り、ハルオからそう告げられる。 ハル …

文学新人賞をぜひとってみたい!!純文学系新人賞を過去受賞作から研究してみました その8

こんにちは。ぼやぼやしているうちに、すっかり年末ですね(´-`) 第8回目の『tori研』です。 今回は、文藝賞の、第49回~第52回(2012年~2015年)を、まとめてみました。 以下が受賞作の一覧です。 第49回( …

「平成マシンガンズ」三並夏著(第42回文藝賞受賞作)読書感想

「平成マシンガンズ」  三並夏著 (第42回文藝賞受賞作)   中学生の主人公「あたし」を取り巻く環境は、「あたし」にあまり優しくない。 母親の出て行った家に愛人を連れ込む父親は、厳格で冷たくて無関心だし、愛人 …

「死にたくなったら電話して」李龍徳著(第51回文藝賞受賞作)読書感想

「死にたくなったら電話して」  李龍徳著 (第51回文藝賞受賞作) (河出書房新社) 大阪は十三。 居酒屋でバイトをする三浪生の徳山は、バイト仲間に連れられて早朝5時から営業しているというキャバクラ(朝キャバ)を訪れる。 …

「世界泥棒」桜井晴也著(第50回文藝賞受賞作)読書感想

「世界泥棒」 桜井晴也著(第50回文藝賞受賞作) (河出書房新社)   放課後の教室で、男子たちが決闘をしていることを、主人公の「わたし」は、真山くんから聞いた。決闘は、本物の銃を使って行われ、どちらかが死ぬま …

「クリスタル・ヴァリーに降りそそぐ灰」今村友紀著(第48回文藝賞受賞作)読書感想

「クリスタル・ヴァリーに降りそそぐ灰」 (今村友紀著)  (第48回文藝賞受賞作) (河出書房新社)   注目すべきなのは、やはりこの作品が文藝賞の候補作に上がった時点で、世界が3・11を経験していたということ …

文学新人賞をぜひとってみたい!!純文学系新人賞を過去受賞作から研究してみました その7

こんにちは。 第7回目の『tori研』です。 今回は、文藝賞を研究してみたいと思います。 文藝賞は、河出書房新社さんが主催されている文学賞で、受賞するとほぼ単行本化されているようです。受賞しても必ずしも単行本化されるとは …

「おしかくさま」谷川直子著(第49回文藝賞受賞作)読書感想

「おしかくさま」 谷川直子著(第49回文藝賞受賞作) (河出書房新社)   49歳のミナミは、離婚後ウツ病になり、10年近く引きこもり生活をしているが、母親からの依頼で父親(元教師、76歳)の浮気調査をすること …

「ボーダー&レス」藤代泉著(第46回文藝賞受賞作)読書感想

「ボーダー&レス」 藤代泉著(第46回文藝賞受賞作) (河出書房新社)   あまり物事に熱中したり、拘泥したりすることのない主人公「僕」。 そんな僕が、大学を卒業して就職した会社で、同期入社のソンウ(趙成佑)と …

「犬はいつも足元にいて」大森兄弟著(第46回文藝賞受賞作)読書感想

「犬はいつも足元にいて」 大森兄弟著(第46回文藝賞受賞作) (河出書房新社)   犬が「僕」の家に来たのは、小学校四年生の時。酔っぱらって真夜中に帰宅した父が持ち帰った子犬だった。 翌日から、犬は僕が世話する …

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