芥川賞、群像、新潮、すばる、文藝、文學界等の新人賞受賞作の読書感想
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『むらさきのスカートの女』今村夏子(著)第161回芥川賞受賞作品 読書感想

第161回芥川賞受賞作品 『むらさきのスカートの女』 今村夏子(著) (朝日新聞出版)   「むらさきのスカートの女」として、近所ではちょっとした有名人である一人の女に興味を抱いた語り手の人物は、彼女と是非とも …

『金を払うから素手で殴らせてくれないか?』木下古栗(著) 読書感想

『金を払うから素手で       殴らせてくれないか?』 木下古栗(著)  (講談社)   まず、題名がいい。しびれます。 物語は、とある会社のオフィスで、進行中の案件をほったらかして失踪した男(米原正和)を、 …

『百花』川村元気(著) 読書感想

  『百花』 川村元気(著)  (文藝春秋)   レコード会社勤務の38歳の息子(泉)と、アルツハイマーを発症した母親(百合子)の物語。 母子家庭だった親子の間には、秘密があります。その秘密もろとも、 …

『螺』米田夕歌里(著) 読書感想

  『螺』 米田夕歌里(著)  (『すばる』2019年5月号に掲載) 自分の理想を子に押し付ける、いわゆる毒親に育てられた姉妹が大人になって直面する現実と、子供時代の記憶の物語。 昨日の自分と今日の自分が絶対に …

『先生と私』畠山丑雄(著) 読書感想

  『先生と私』 畠山丑雄(著)  (『群像』2019年6月号に掲載) 京都を舞台に展開される大学生たちの恋愛譚。 本作に登場する「先生」は、何年も留年を繰り返している現役の小説家で、夏目漱石の『こころ』に登場 …

『そこどけあほが通るさかい』石倉真帆(著)第62回群像新人文学賞受賞作品 読書感想

  第62回群像新人文学賞受賞作 『そこどけあほが通るさかい』 石倉真帆(著) (『群像』2019年6月号に掲載)   地の文も会話も全編が関西弁で書かれていて、読みはじめはややリズム感のない手触りで …

『五つ数えれば三日月が』李琴峰(著) 第161回芥川賞候補作品 読書感想

  第161回芥川賞候補作品 『五つ数えれば三日月が』 李琴峰(著) (『文學界』2019年6月号に掲載)   台湾籍の日本の小説家、李琴峰さんの小説。 台湾で生まれ育ち、東京の大学院を卒業してそのま …

『百の夜は跳ねて』古市憲寿(著) 第161回芥川賞候補作品 読書感想

    第161回芥川賞候補作品 『百の夜は跳ねて』 古市憲寿(著)  (『新潮』2019年6月号に掲載)   社会学者でコメンテーターとしてテレビなどメディアで大活躍の古市憲寿さんは、昨年 …

『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』高山羽根子(著) 読書感想

    『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』 高山羽根子(著)  (『すばる』2019年5月号に掲載)   『居た場所』で、第160回芥川賞の候補になった高山羽根子さんの中篇。 題名になっ …

『しずけさ』町屋良平(著) 読書感想

    『しずけさ』 町屋良平(著) (『文學界』2019年5月号に掲載)   前職をクビのような形で自主退職した主人公の「かれ」(20代前半)は、実家に戻り親と同居生活。昼間はほとんど眠り …

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